サウナ浴
Definition
サウナ浴とは、高温の室内に一定時間滞在し、発汗と温熱刺激を受ける入浴方法です。運動後の利用は、気分転換と回復感を目的に選ばれる一方、走行による体温上昇や発汗に追加の熱負荷を重ねるため、急性回復の効果と安全性を分けて判断します。
研究で扱われる方法
- 伝統的サウナ — 系統的レビューでは80〜90℃前後の介入が含まれています。
- 赤外線サウナ — 伝統的サウナより低い室温の介入も、運動後加温として研究されています。
- 反復利用 — 単回の回復ではなく、暑熱順化やトレーニング適応を狙う研究があります。
ランナーが注意する場面
Sports Medicine - Openの系統的レビューでは、急性回復の研究結果は利益なし、利益あり、不利益ありに分かれ、結論は一定していません。泳者・トライアスリートが80〜85℃で8分を3回行った研究では、翌朝の全力泳成績が対照条件より低下しました。長いランニング直後、暑熱環境、強い口渇やめまいがある日は、追加の温熱刺激を避ける判断が必要です。