ロードワーク
Definition
ロードワークとは、ボクシングをはじめとする格闘技で、持久力・脚力・体重管理などを目的に行うランニング系トレーニングです。一定ペースのジョギングだけを指すとは限らず、競技や時期に応じてダッシュ、坂道走、サイドステップ、シャドーボクシングなどを組み合わせます。
主な構成
- 低強度走 — 会話できる程度の強度で走り、有酸素能力の土台を作ります。
- インターバル走 — 速い区間と回復区間を交互に置き、試合中の強度変化への対応を狙います。
- 坂道・短距離ダッシュ — 短い高出力を反復し、脚の出力とスピード持久力を刺激します。
- 競技動作の挿入 — ステップやシャドーを加え、単なる長距離走との差を作ります。
使い分け
初心者は時間または短い距離を基準にし、技術練習へ疲労を残さない範囲から始めます。試合を想定する選手は、低強度走だけに偏らず、回復日を確保しながらインターバルや坂道走を配置します。走行距離は目的、競技、練習歴、故障歴で変わるため、全員に共通する一つの正解はありません。
よくある誤解
「長く走るほど格闘技のスタミナが完成する」とは限りません。ロードワークは有力な手段ですが、ミット、バッグ、スパーリングなど競技特有の負荷を置き換えるものではなく、全体計画の一部として扱います。