MRI検査
Definition
MRI検査とは、磁気と電波を利用して体内の状態を画像化する検査です。疲労骨折が疑われる場面では、X線検査で骨折線が明瞭でない早期でも、骨髄浮腫など骨ストレス損傷に伴う変化を評価するために検討されます。
疲労骨折での役割
- 早期変化の確認 — 骨折線が見える前の骨内部の変化を評価します。
- 周囲組織の評価 — 骨だけでなく筋や腱など周辺の状態も確認できます。
- 鑑別の補助 — 痛みの場所と診察所見を画像所見と照合します。
- 治療計画 — 部位と損傷の程度を踏まえ、負荷制限や復帰方針を決める材料になります。
受けるときの考え方
疲労骨折の診断はMRI検査だけで決めるものではありません。整形外科では、発症時期、運動量の変化、圧痛、歩行時痛などを確認し、X線検査を含む所見を総合します。X線で異常が見えなくても局所痛が続く場合や、早期診断が必要な部位ではMRI検査などの追加検査が検討されます。検査の要否は自己判断せず、医師と相談します。