乳糖不耐症
Definition
乳糖不耐症とは、牛乳や乳製品に含まれる乳糖(ラクトース)を小腸で十分に分解・吸収できず、腹痛、腹部膨満、ガス、下痢などが生じる状態です。乳タンパク質に免疫が反応する牛乳アレルギーとは仕組みが異なります。
プロテイン選びでの確認点
- WPC — 製法上、WPIより乳糖が残りやすいため、症状がある人は注意します。
- WPI — 乳糖が少ない傾向がありますが、製品により含有量が違うため「乳糖フリー」などの表示も確認します。
- 植物性プロテイン — ソイやピーは乳糖を含みませんが、大豆など別のアレルゲンは確認します。
- 溶かす飲料 — 牛乳で溶かすと乳糖量が増えるため、水や乳糖を含まない飲料を選ぶ方法があります。
症状と個人差
FitOnlineが参照するレビューでは、乳糖摂取後30分〜2時間ほどで症状が現れることが多いとされています。また、多くの人が12g以下の少量なら耐容できるというメタ分析も紹介されています。ただし一律の安全量ではなく、残存ラクターゼ量や腸内環境などで反応は変わります。
受診を優先する場面
呼吸症状、じんましん、強い腹痛などがある場合は、乳糖不耐症だけでなくアレルギーや別の疾患も考えます。プロテインの種類を替えるだけで判断せず、医療機関へ相談します。小児、腎疾患などの既往がある人、治療中の人も、利用前に医師や管理栄養士へ確認します。