フラットシーム
Definition
フラットシームは、縫い合わせ部分の厚みや盛り上がりを抑え、肌に当たる段差を小さくする縫製方法です。身体に密着するランニングタイツやインナーでは、長時間の動作による擦れを減らす目的で使われます。
主な特徴
- 段差が小さい:一般的な縫い代より肌への当たりを抑えやすくなります。
- 伸縮への追従:伸びる生地の動きに合わせやすい縫い方があります。
- 配置が重要:縫い方だけでなく、股、内もも、膝裏など、縫い目を置く位置も快適性を左右します。
- 外観:表裏の縫い目が平らに見え、スポーツウェアらしい仕上がりになります。
ランニングタイツでの確認方法
試着時は、立った状態だけでなく、膝を上げる、しゃがむ、前屈するといった動作を行います。内ももや股周辺に縫い目が食い込まないか、ウエストの縫製が丸まらないかを確認します。短時間では問題がなくても、汗をかくと摩擦が増える場合があるため、長距離用途ほど縫い目の位置が重要です。
誤解しやすい点
フラットシームであれば必ず擦れないわけではありません。サイズの不一致、生地のたるみ、汗、インナーとの重なりによって摩擦は起こります。縫製は快適性を構成する一要素として評価します。