分岐鎖アミノ酸(BCAA)
Definition
分岐鎖アミノ酸(BCAA)とは、体内で十分に合成できない必須アミノ酸のうち、バリン、ロイシン、イソロイシンの3種類をまとめた名称です。分子構造に枝分かれがあることが名前の由来で、食事に含まれるタンパク質やアミノ酸補助食品から摂取します。
ランナーにとっての要点
- 何を指すか:BCAAは、体内で十分に作れない9種類の必須アミノ酸のうち、バリン、ロイシン、イソロイシンという3種類の総称です。食品のタンパク質にも含まれ、サプリメントだけに存在する成分ではありません。
- 役割の捉え方:ロイシンは筋タンパク質合成に関わるシグナルとの関係で注目されますが、筋タンパク質を作るにはBCAA以外の必須アミノ酸も必要です。BCAAだけで食事や完全なタンパク質源を置き換えることはできません。
- ランナーが目にする場面:この用語は、長時間走の前後、運動中の補給、回復食、プロテインやスポーツドリンクの比較でよく登場します。この保管庫の記事では、運動前、60分以上の長時間走、運動後すぐに食事を取れない場面などで検討される補助手段として扱っています。
- 優先順位:走力や回復への効果は摂取条件や対象者によって異なり、飲めば必ず速くなるとはいえません。まず日常のエネルギー、糖質、水分、タンパク質を整え、製品表示を確認したうえで目的を一つに絞って判断します。