腹部肥満
定義
腹部肥満とは、お腹周りに脂肪が蓄積した状態です。外からつまみやすい皮下脂肪と、腹腔内の臓器周辺に蓄積する内臓脂肪では性質が異なります。見た目だけで判断せず、腹囲、体重、血圧、血糖、血中脂質などを併せて確認することが大切です。
主な見分け方
- 皮下脂肪の比重が高い状態:お腹の脂肪を手でつまみやすく、全身にも脂肪がついている場合があります。
- 内臓脂肪の比重が高い状態:お腹が前へ出て見えやすく、生活習慣病のリスク評価では腹囲や検査値も確認します。
- 医療上の判定:厚生労働省の情報では、内臓脂肪肥満の目安として男性の腹囲85cm以上、女性90cm以上が示されています。ただし、腹囲だけで自己診断はできません。
運動との関係
ランニングなどの有酸素運動は、全身のエネルギー消費を増やす方法です。お腹だけを切り離して減らすというより、全身の脂肪と体重の変化に伴って腹囲の変化を追います。筋力トレーニングや食生活の見直しを組み合わせ、無理なく継続できる計画にすることが現実的です。
確認するときの注意
急な体重減少、強い腹痛、息切れ、胸痛がある場合や、持病・服薬がある場合は一般的な運動情報だけで判断しません。運動を始める前に医療機関へ相談し、本人の体力と健康状態に合わせて負荷を調整します。